前回に引き続き既にレトロと言えるゲームですが、ここ数日FF2にハマっていました。
一気にプレイしたRPGは久しぶりなのでプレイ後の開放感が何とも言えません。
PS2が壊れたきりPSソフトには全く手つかずでいる中、最近はアプリでゲームをするのがマイブームとなっているのですが、FF2は結構前にダウンロードしたきり序盤で放置していました。
今回再び手をつけたのは先日行ったスキー部の移動中の車内でかけていたスクウェア系バトルシリーズの曲を聴いて燃えたからです。笑
今回の基本方針はパーティアタック禁止、ブラッドソード、ねむりのけん、こだいのつるぎは封印の方向で進めました。
ブラッドソードだけは特定の敵との長期戦でツラい時に解除したりしていましたが(爆)
マッチョな斧使いのガイでもラストダンジョンのパンテモニウム突入前の最大HPは2000そこそこ。
これでラスボスを撃破できちゃうFF2の熟練度システムは当時画期的だったのだろうなぁと思います。
そんなシステムはサガシリーズに受け継がれていると言われていますが、個人的にFF2の世界観はFF5に近い気がしました。
クリスタルの概念はないけど、ストーリーの構成等はFFらしさが詰め込まれています。
既にチョコボやシド、飛竜や竜騎士がいるのはさる事ながら、身内で犠牲者が多く、尊い犠牲の上に平和がもたらされるという感じもFFらしいと思います。
FF5はFFシリーズの中で私的に一番アツかったのでFF2の世界も好みです。
何の変哲もないたった四人の若者に世界の命運を任せる人々の無謀さにもこの際目をつぶれます。
キャラについてですが個人的一押しはミンウ様です。
白魔導師にも関わらず素手で敵をぼこぼこにさせていたのに、あっさりお亡くなりになってしまうのが哀しいです。
序盤で頼もしい仲間であることに加え、「のばら」と言った時の彼の反応がツボでした。「ふふっ」ってあんた。笑
主人公のフリオニールは期待を裏切らず
色香に弱い。
この時代の主人公ってそんなんばっかりだったのでしょうか。
ADVではありますがジーザスといい、後にU氏に頂いてプレイしたメタルスレイダーグローリーといい…
FFは7のクラウドあたりからタイプが変わりましたよね。クールビューティー系とでもいうか…
9はプレイしていませんがジタンは原点回帰した結果あんなキャラになったのではないでしょうか。
まあ、クラウドにしても
蜜蜂の館で「いくぜ!」と気合い充分なあたりが微笑ましいんですが。
続いてレオンハルト。
彼についてはもうちょっと説明して欲しかったですね。
気が付いたら寝返っていて、しかもマインドコントロールとかじゃなくやる気まんまん。
その後仲間になったかと思えば最後に「昔のようにはいかない」と言い残し去っていく…
何かある意味一番弄ばれたキャラですね。
制作者に。
このキャラはFF4のカインが引き継いでいるかも知れません。
そして皇帝。「
ウボァー」は噂に聞いていましたが、やっぱりインパクト大です。
でも、どうせならフォント大にしたりして欲しかった。
プレイヤーの心に残るという意味では成功しているかも知れないけど、いいのかそれで。笑
説明不足等書きましたが、私としてはこのくらいでもゲームを楽しむ分には充分で問題ないと思っています。
あれこれ語りすぎている最近のものに比べたらこのくらいの方がプレイヤー側の想像の余地があっていいかも知れません。
例えばフリオニールとマリアの関係なんていうのは作中ではマリアの兄レオンハルトの事ばかりでロクに語られていないのですが、実はしっかりできているとか。
ツッコミどころが多々あっても要は土台がよければいいという事でしょうか。
携帯アプリは容量に難はあるもののファミコンよりはずっと優れているし、気軽にいつでも名作ソフトで遊べるのでなかなか癖になります。
iモードがアプリのサービスを始めた頃は正直いらないだろうと思ったのですが、DQ2がプリインストールされたFOMAを購入してしまったのが運命でした。
また何か良いゲームとの出会いがあればレビューしたいと思います。