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絶対泣かない

評価:
山本 文緒
角川書店
¥ 460
(1998-11)
コメント:様々な職で働く女性の悩みや喜びを描いた、読むと元気が湧いてくる短編集。ドラマ「泣かないと決めた日」とは無関係です(笑)


私の10歳上の従姉妹はよく泣きます。

先日、3歳の娘の前でも泣いてしまったらしいのですが、
その時、娘に言われたそうです。

「(自分の名前)は泣かないよ。ママもパパみたいに強くならなきゃね。」

3歳にしてこんな台詞を母に向けて言った子どもも、随分空気を読んでいるお子様だと思います。


子どもに説教されてしまった従姉妹だけど、彼女は私の母方の親戚の中では一番の出世頭です。

負けず嫌いで完璧主義、自分で出来る事は何でもする。

学校の進路指導で勧められた通り医師になって
今の時点で取れる資格は全て取ってしまって
更に子育てに研究にと日々邁進している人です。

それでも、泣き虫なのは昔から変わらないのです。


卑屈で何も成果を残すことができない自分とは正反対。

母にもよく比較されて惨めな気持ちになったことがあります。


それなのに昔の私は内心、何かあっても人前で泣いたりしないという点で従姉妹より精神的に大人で強いと思っていたのです。

今では子どもっぽい意地っ張りだったと思います。

そして泣けることは弱いのではなく、弱さを認める余裕のある彼女の「強み」であると私は思います。




さて、何故そんな身内の話をしたかというと
いい年して未だにニートの自分にいい加減嫌気が差して死にたくなったからです。


というのは嘘で、

私が最近読んだ
「絶対泣かない」
という山本文緒著の短編集がそれぞれ置かれた境遇でそんな風に懸命に働く女性達にスポットを当てた作品だからです。

これと同タイトルのお話があるのですが、何故このタイトルになったかを実際に読んでみて理解して頂きたいです。

とても読みやすい文体で、作者の主人公達に対するあたたかい目線が感じられます。
読後感もさわやかで前向きになれる気分にさせてくれるので
ちょっと空いた時間に本を読みたいという方にも向いています。


私が今した話を踏まえなくてもいいです(笑)

でも、この「絶対泣かない」には、本編のあとがきの後に「涙の力」というエッセイが収録されているのです。
それは16番目のお話として作者が書くつもりだった方が本人自ら書いた物だそうです。

「絶対泣かない」はずなのに最後に「涙の力」が語られるとはこれいかに?
そして何故、作者自身はその話を書かなかったのか?


1つ1つは関連性のないバラバラのお話ですが、全部のお話を読んだ時にはきっとにやりとしてしまうでしょう。


じんわり心のあたたまる、女性だけでなく働く人全てに捧げた応援歌のような本です。

読書の意欲も湧いてくる季節になりましたし、
気になったらチェックしてみて下さい^^


ジャンル問わず、皆様のお勧めも教えて頂けると嬉しいです。


JUGEMテーマ:小説全般

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芥川龍之介のラブレター

ある雑誌でたまたま、芥川龍之介が妻の塚本文子に宛てたプロポーズの手紙を読みました。
彼は彼女に他にも数通の恋文を書いているようですが、これが一番有名なものらしいです。


大正五年八月廿五日朝 一の宮町海岸一宮館にて

文ちゃん。

僕は、まだこの海岸で、本を読んだり原稿を書いたりして 暮らしてゐます。
何時頃 うちへかへるか それはまだ はっきりわかりません。
が、うちへ帰ってからは 文ちゃんに かう云う手紙を書く機会が
なくなると思ひますから 奮発して 一つ長いのを書きます 
ひるまは 仕事をしたり泳いだりしてゐるので、忘れてゐますが
夕方や夜は 東京がこひしくなります。
さうして 早く又 あのあかりの多い にぎやかな通りを歩きたいと思ひます。
しかし、東京がこひしくなると云ふのは、
東京の町がこひしくなるばかりではありません。
東京にゐる人もこひしくなるのです。
さう云う時に 僕は時々 文ちゃんの事を思ひ出します。
文ちゃんを貰ひたいと云ふ事を、僕が兄さんに話してから 何年になるでせう。
(こんな事を 文ちゃんにあげる手紙に書いていいものかどうか知りません)

貰ひたい理由は たった一つあるきりです。
さうして その理由は僕は 文ちゃんが好きだと云ふ事です。
勿論昔から 好きでした。今でも 好きです。その外に何も理由はありません。
僕は 世間の人のやうに結婚と云ふ事と 
いろいろな生活上の便宜と云ふ事とを一つにして考へる事の出来ない人間です。
ですから これだけの理由で 兄さんに 文ちゃんを頂けるなら頂きたいと云ひました。
さうして それは頂くとも頂かないとも 
文ちゃんの考へ一つで きまらなければならないと云ひました。

僕は 今でも 兄さんに話した時の通りな心もちでゐます。
世間では 僕の考へ方を 何と笑つてもかまひません。
世間の人間は いい加減な見合ひと いい加減な身元しらべとで 
造作なく結婚してゐます。僕には それが出来ません。
その出来ない点で 世間より僕の方が 余程高等だとうぬぼれてゐます。

兎に角 僕が文ちゃんを貰ふか貰はないかと云ふ事は
全く文ちゃん次第で きまる事なのです。
僕から云へば 勿論 承知して頂きたいのには違ひありません。
しかし 一分一厘でも 文ちゃんの考へを 無理に 脅かすやうな事があっては 
文ちゃん自身にも 文ちゃんのお母さまやお兄さんにも 僕がすまない事になります。
ですから 文ちゃんは 完く自由に 自分でどっちともきめなければいけません。
万一 後悔するやうな事があっては 大へんです。

僕のやってゐる商売は 今の日本で 一番金にならない商売です。
その上 僕自身も 碌に金はありません。
ですから 生活の程度から云へば 何時までたっても知れたものです。
それから 僕は からだも あたまもあまり上等に出来上がってゐません。
(あたまの方は それでも まだ少しは自信があります。)
うちには 父、母、叔母と、としよりが三人ゐます。それでよければ来て下さい。
僕には 文ちゃん自身の口から かざり気のない返事を聞きたいと思ってゐます。
繰返して書きますが、理由は一つしかありません。
僕は文ちゃんが好きです。それでよければ来て下さい。

この手紙は 人に見せても見せなくても 文ちゃんの自由です。
一の宮は もう秋らしくなりました。
木槿の葉がしぼみかかったり 弘法麦の穂がこげ茶色になったりしてゐるのを見ると
心細い気がします。
僕がここにゐる間に 書く暇と書く気とがあったら もう一度手紙を書いて下さい。
「暇と気とがあったら」です。書かなくってもかまひません。
が 書いて頂ければ 尚 うれしいだらうと思ひます。

これでやめます 皆さまによろしく

芥川龍之介 


あの文豪がどんな捻った筆致で想い人を口説いたのかと思いきや、こんなにストレートで飾り気のない言葉で手紙を書いていたのですね。

恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。

最も賢い処世術は社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。

なんてシニカルな事を言っていた気難しそうな顔のあの芥川も、自分の恋愛に関してはただの青年だったんだなと……。
本人はもちろんこんな恋文は誰にも見られたくなかったらしいですが、著作権も切れてこうして公開されてしまったわけです。

彼がこの恋文を書いて文ちゃんと結婚をしたのが27歳くらい。
そして、35歳で服毒自殺。


彼は若かった。
そして、彼の生きた時代はそんなに昔ではなかった。
私の住む町で、彼は人生で一番幸せだったかも知れない新婚生活を送っていたと思うと、ひたすら純粋な想いが綴られたこの文が心に沁みて切なくなりました。



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ブログ道

評価:
久米 信行
NTT出版
¥ 1,575
(2005-12-23)
先日何気なく本屋に寄ったらこの本を見付けました。
私もブロガーの端くれなので、ブログの運営にあたって何かヒントを得られればと思い気がついたら購入してしまいました。
この本は著者の「メール道」に続く第二弾だそうです。
一対一のやり取りが前提のメールに比べ、不特定多数の相手が対象となるブログに必要なものは一体何なのでしょうか。

まず本文を読んでいると著者もブログを運営するネットワーカーなだけに、文章の端々からブログに対する著者の熱い思いが伝わってきます。
また、訪問者を「縁者」と呼んだり、表現も独特です。
内容はアクセス数をアップさせる方法といった単なるハウツウ本ではなく、ブログを書く際の心構えといった作法を中心に読者を惹き付けるコツが書かれています。
アフィリエイトなどのビジネスへの利用法については全く触れず、より充実した人生を送る自己実現の為のツールとしてブログをすることを勧めています。
ブログをしたことのない人にはブログの素晴らしさを説き、経験者にはより人生を楽しむツールにする方法を示唆しています。

「結末も知らぬまま人生と同時進行で未完成の自伝を書き続け、
縁者と共有していく体験は、まったく新しい愉しみです。
この期待と不安をはらんだブログ道の営みこそ、身心の若さと
輝きを保つ原動力です。ブログ道が、縁者と自分、世界と自分
との結びつきを、最後の一瞬まで実感できる生命線ともなるでしょう」


これほど熱くブログを絶賛している本を私は見たことがありません。
著者のブログに対する思い入れに少なからず感銘を受けました。

また、私が本書の中で救われたアドバイスは「あまり力を入れて書かないほうが良い」というものでした。
ブログを書き始めるとどう書いていいか判らなくなり躓くことがありますが、たかがブログだから気楽に書こうという気持ちで書くのが長続きするコツだそうです。
私も気楽に書いていていいんだと安心しました。

しかし、著者がブログ道として勧めている作法は人によって受け付けられないものも結構あります。
例えばHNを使わず実名を名乗る、プロフには住所や所属機関や家族構成等を公開し顔写真を載せるなど。
著者はブログでは仮面を被らずありのままの楽な気持ちで書くことをよしとしているのでそういった主張をするのだと思います。
確かに実名で書けば自分の名に恥じぬよう日々のブログを真剣に書くようになると思います。
また、プロフを詳細に書けば訪問者が書き手の人となりを知ることができ、何処かで共通点を見付け共感することもあるかも知れません。

しかし、ネットの世界には必ずしも好意的な人間ばかりがいるとは限りません。
特に顔写真を公開するとブログの中身よりも容姿に目がいきがちになってしまい、女性であれば最悪の場合ストーカーまがいの行為を受ける可能性もあります。
この問題点は著者も認めているところなのですが、誰が見ているとも知れないネット上に顔を晒すことは相当に勇気のいることです。
mixiですら本名や顔写真を公開していない私としてはこうした点に関しては抵抗を感じました。

ブログ道というタイトルの通り、求道精神を説いた本なので見ようによっては少々押し付けがましさを感じてしまうのですが、それでも読みながら納得して頷いてしまう部分は多々あります。
これもブログ経験者だからこそ実感できることであり、そういう意味で本書はブログを運営している人向けの本です。

この本に影響を受けてここも何か変わるかな…と思われるかも知れませんが、
私は今のブログのやり方が慣れていて心地いいのであまり変わることはないと思います(笑)
ああ、でも長文が多いからもっと見やすいブログにしたいな。

ブログを書く上で、技術的な事以外で参考になる点が多い一冊です。
ブロガーの方はご一読あれ。
* * 21:58 * comments(0) * trackbacks(0)

スター・ウォーズ/ジェダイクエスト (3) 危険なゲーム

ジェダイ・クエストシリーズ、前作の「(2)師弟のきずな」に続き5月に購入したものです。
読むだけ読んでおいてレビューがすっかり遅れてしまいました。
アナキンがポッドレースに!というだけでアマゾンの購入ボタンをクリックした私ですが、今回は銀河競技会が開催されるという事でその警護にアナキン達三組のジェダイが当たるというものです。
アナキンとオビ=ワンの任務というと公式で見る限り明るいものは見られないのですが、JQシリーズではこんなお楽しみのある任務もあって嬉しいです。
他のシリーズではバンドに潜入するものもあるそうですが、残念ながら現在のところ翻訳されていないようで…機会があったら是非お目にかかりたいシチュエーションですね。

さて、そのこちらの世界で言えばオリンピックにあたると思われる銀河競技会が開かれる惑星ユーセロンを師のオビ=ワンと共に訪れたアナキンは、非合法のポッドレースも行われる事を聞きつけ、居ても立っても居られずレース場に足を運びます。
そこでかつて共に戦ったラッツ・タイレルの息子であるディーランドとドビーに出会い、彼らの妹がかつての宿敵・セブルバの奴隷になっていると知り、彼らがレースを勝ち、彼らの妹の奴隷の身分を解放する助けになってやりたいと思う事から今回のお話が展開します。

相変わらずオビ=ワン格好いい。
このシリーズのオビ=ワンは本当に精悍でよき導き手であり、よきジェダイの手本みたいなオビ=ワンなので、多少のすれ違いがあっても二人の距離感がこのくらいならアナキンは堕ちたりしなかったのではないかと思わせてくれるところがあります。
実際はどうあがいても堕ちるんですけどね(泣)
そして作者は映画的な手法による盛り上げ方が上手い。簡潔な文章なのに展開にメリハリがあり、各シーンのヤマ場では躍動感ある表現でぐいぐいと物語に引き込んでくれる。
毎回あっという間に読んでしまいます。
スピンオフ小説というのは原作の内容の拘束を受けながらどれだけファンの期待に応えられるかが勝負どころですが、このシリーズはその水準をクリアしていると個人的に思います。
言うまでもなくアナキン、オビ=ワンファンは買いの一冊です。

現在出ている「ジェダイ・クエスト」シリーズはこれで一通り読んだので今度は「ラスト・オブ・ジェダイ」シリーズに入りたいと思います。
* * 23:04 * comments(0) * trackbacks(0)

スターウォーズ/ジェダイクエスト(2)師弟のきずな

評価:
ジュード・ワトソン
オークラ出版
¥ 900
(2006-11-09)
ジェダイクエストの2作目、「師弟のきずな」を読みました。
ジュニアノベルなのでやっぱり読みやすい。
そして平易な文章なのに大人でもちゃんと楽しめる話になっているのが素晴らしいです。

今回はラグーン6という惑星までオビ=ワンとアナキンが訓練任務に訪れます。
その目的は師弟のきずなを深める為。
同人でもこんなストレートな訓練任務をやっているのは見たことありません。
最初はレンというマスターを捕まえる訓練任務だったはずが賞金稼ぎに追われ、恐ろしい事態に発展していくというお話です。
そんなわけで今回もアナキンとオビ=ワンが中心になって活躍するのですが…
こんなにカッコいいオビ=ワン、未だかつて見たことない。
どうしたらシス対決の時にあっさり気絶して元弟子に担がれるようになってしまうんだと問い詰めたくなります。
そのくらい今回はマスターらしく全ての物事をそつなくこなしています。
アナキンもマスターの考えを読んで協力し合うのですが、今回はアナキンよりもオビ=ワンが活躍していました。

この二人の間ではやっぱりクワイ=ガンの存在が大きいんですね。
アナキンはクワイ=ガンに頼まれたからオビ=ワンはマスターになったと思っているし、
オビ=ワンはクワイ=ガンのようなマスターになろうとする。
そんなお互いの心の描写も描かれており、それぞれのキャラの心理も楽しめます。
自分はクワイ=ガンに嫉妬しているわけじゃない、アナキンは自分に言い聞かせた。
そうじゃない。自分だってクワイ=ガンが大好きだった。でも、マスターの心がほかのものに引かれて自分のほうに向いてくれないときには、痛みにも似たものを感じ、気がふさいでしまうのだ。

……そういうのを「嫉妬」というんだと思うけどなぁ。笑
こんな件もアナキンらしくて微笑ましいです。

前作同様、テンポよくお話が展開され最初から最後まで一気に読めます。
アナキンファンはもちろん、オビ=ワンやクワイ=ガンファンにもオススメの一冊です。

* * 23:25 * comments(0) * trackbacks(1)

スターウォーズ/ジェダイクエスト(1)冒険のはじまり

スターウォーズ/ジェダイクエスト(1)冒険のはじまり
スターウォーズ/ジェダイクエスト(1)冒険のはじまり
ジュード・ワトソン

先日こちらで話題にして騒いでいたジェダイクエスト(以下JQ)の「(1)冒険のはじまり」と「(2)師弟のきずな」が届きました。
早速開封して読み始めましたが、さすがジュニアノベル、文字も大きくスイスイ読んでしまいました。
私くらいにはこのくらいでちょうどいいかも知れません。
他のノベライズだとSF小説特有の固有名詞で躓いてしまったりするものですから。
平易な文体ながら登場人物の心理描写もしっかり描かれていて展開もテンポよく飽きさせせない。
決して子どもだましな内容ではありません。
SF小説はちょっと…と尻込みしている方にもこれは読みやすくて面白いのでオススメですよ。

さて、このお話は前回も触れたように14歳のジェダイ・パダワンのアナキンの冒険の物語です。
主人公はご存知、フォースの予言の子アナキンなのですが彼は抜きん出た能力を持っている為か心を許せる友達がおらず、マスターのオビ=ワンもその事を心配しています。
おまけにこの頃も規則破りなところは健在で冒頭から下層部にドロイドの部品探しに行っています。
あっ――電子回路だ、ほとんど無傷じゃないか。
おっ、ここにはハイドロスパナの部品がある。
あれは、モチヴェーター基盤じゃないのか?

こんな具合に夜な夜な部品漁りするのです。
アナキンって今の日本に実在していたら絶対秋葉を徘徊していますよね…
この場面、自作PCのパーツ探しに奔走するオタにしか見えないのですが。
Aボーイアナキン…普通に溶け込んでそうだ。
顔はヘイデンなのにもったいない(笑)

そんなところに廃品をめぐって凶暴なマイナコンと争い勃発!
と思いきや仲間のトゥルーと遭遇。
このトゥルーがなかなかいい味出したキャラでメカにも詳しくて今回アナキンの一番の理解者で共に行動する友人になるキャラなのです。
見た目(表紙参照)私たち普通の人間と変わらないようなんですが、かなり柔軟な身体しています。
今回のお気に入りキャラの一人v

その後トラブルに巻き込まれつつ無事聖堂に戻ったアナキンに評議会から召集がかけられ、オビアナ師弟他三組の師弟が集い共同任務の指令が出ます。
メンバーはオビ=ワン&アナキン、シーリ&フェラス、ライ&トゥルー、ソアラ&ダナ。
皆個性的なキャラですが、マスター側はシーリが一番キャラ立っています。
ブロンドの髪を短く刈り込んで身体にぴったり合ったレザーのユニスーツを着ているというのがうまく想像できないのですが、登場シーンでいきなり遅刻してきてメイスに睨まれても謝ることもない大物で操縦の腕も優れているという、どっちかというとアナキン寄りなキャラです。
オビ=ワンとは旧知の仲で今回もやたら絆を強調されたりするのですがこの二人、友情以上の線をいっているという噂が…
一方パダワンチームは先述のトゥルーから優等生のフェラス、どこにでもいそうな元気な女の子のダラにアナキンという顔ぶれ。
私はパダワンの彼らのやり取り大好きです。
アナキンとフェラスは期待を裏切らずいい感じにどつき合ってくれています。
フェラスはアナキンより二、三歳上でその分背も高いのもツボでした。
くそっ、こんなに背が高くなきゃいいのに――アナキンは思った。

この記述、やきもきしているアナキンが目に浮かぶようで正直萌えました。笑
EP3での185cmのアナキンや2m超えるヴェイダー卿が過去にこんな悪態を吐いているとは〜。

任務先でも二人の意見は一致することがなく口論になってばかりです。
基本的にフェラスの方が大人の対応で褒められていたりするのでそこが余計アナキンは気に入らなかったり。
「あいつが悪いんだ!」
アナキンとフェラスは、同時に相手を非難した。

息ぴったりで衝突しています。

また、フェラスはこの後のスピンオフでも登場する為か、最後には伏線らしき会話も交わされています。

「あの人は偉大なジェダイ騎士だ。でも、おまえのことになると、おまえを育ててきた特別な感情が先に立って、おまえをちゃんと見ることができないんだ。
ぼくには見えるぞ。ぼくは見続ける。ずっとおまえをしっかり見ているからな、アナキン・スカイウォーカー」

アナキンはフェラスを押し倒したい衝動を抑え胸中で零します。
――ぼくもおまえのことを見続けるからな、フェラス。そして、もしぼくたちが戦うことになったら、勝つのはこのぼくだ。


何だかホモくさいような不穏さが漂うような締め方ですよね。

今回の任務でマスターチームとパダワンチームで別行動になってしまうのですが、
離れて行動する間、アナキンを信じようとするオビ=ワンの複雑な心境も描かれています。
この人ほど心配が似合う人はいない。笑

本筋に関してはネタバレになるので触れませんが、マスター側とパダワン側で交互に話が展開して息もつかせず読ませてくれます。
久々に小説を一気読みしました。
アナキンファンはもちろん、友情ものや師弟ものがお好きな方は是非!
「(2)師弟のきずな」を読了しましたらまたレビューをしたいと思います。
* * 22:50 * comments(0) * trackbacks(0)

スターウォーズ/ジェダイクエスト

スターウォーズ/ジェダイクエスト(1)冒険のはじまりスターウォーズ/ジェダイクエスト(2)師弟のきずな

今日、設定の確認の為に某データベースサイトへ行ったのですが、そこに密林のジェダイクエスト「(1)冒険のはじまり」と「(2)師弟のきずな」へのリンクがあるのを見掛けて衝動買いをしてしまいました。
私はスピンオフ小説をはじめ関連商品はあまり熱心に買い揃えない方なので
発売日に何の反応もないどころか、ファンサイト等で感想や語りを見て内容に興味を持ったらようやく手を出すという程度です。
しかし今回は密林で見た紹介文にあっさりK.O.されちゃいました。

(「冒険のはじまり」より)
14歳のジェダイ修行生アナキン・スカイウォーカーは、厳しい訓練や任務に日々はげんでいる。彼の師であるオビ=ワン・ケノービは、そんなアナキンの成長を見守りその優秀さを喜んでいるが、ひとつだけ心配があった。それは、抜きんでた才能のせいか、アナキンには心を許せる仲間がいないことだ。しかし、任務として訪れた惑星で、アナキンはオビ=ワンからはなれ、ほかの修行生たちと協力することを学ばなければならなくなり―。


そうそう、アナキンって絶対友達いるはずないですよね!(※当方大のアナキンファンです)
だって、例えばルークにとってのハンみたいに対等に接することのできる友人がいたらEP3みたいになるはずないですからね。
交友範囲狭すぎ、偏りすぎ。
だからオビに依存したりパドメに執着した挙句、パルしか寄る辺がなくなって堕ちたりするんです。
そういうバランス悪いところが彼らしくもあるんですが。
それもあってか、二次創作でオリキャラを考案する際も友人関係にあたる同性キャラを作ることができないんですよね。
作ったら作ったで衝突ばかりかホモくさくなるかドロドロになるかのどっちかのような…爆

まあ、そんな個人的においしすぎる内容だったので即購入に走ってしまったのでした。
それだけに優等生フェラスとの絡みも楽しみですね。
アナキン14歳中2!(セーラー○ーンかい)

毎回表紙を手に取って眺めるのも楽しみの一つですが、何だかEP2と大差ないような微妙に幼いような感じです。笑
フェラス(推定)はいい男ですねv
私が一番好きな表紙は「ジェダイの試練(上)」です。
アナキンが美青年だし(笑)顔が一番よく判るアップなので…

ジェダイクエスト以外の最近のものでは、「影の女王(上)」の表紙もツボだったりします。
老けルーク&ハン…!大笑
いや、いい感じに渋さが加わっていると思います。
EP3との話を絡ませているという事で…映画が完結したからこそ生まれた作品なのですね。
私は旧三部作のスピンオフはノータッチですがこれも気になるところです。
早く届け…!
* * 18:11 * comments(4) * trackbacks(0)

ローグ・プラネット

本書はSWEP1から三年後を舞台としたEP2に繋がるブリッジ・ノベルで、アナキン12歳、オビ=ワン28歳の設定です。
アナキンがまだ幼いパダワンでオビもまだ若いジェダイの時代。
大戦もなく、二人がお互いの事だけ考えていればよかったという意味でアナキンとオビ=ワン師弟の黄金期です。
この二人が中心に活躍する話なのでファンにとってはバイブル的な書にも関らず絶版となり、入手困難だったのですがついに手に入りました!

冒頭からアナキンはジェダイ聖堂を抜けて違法レースに参加していたり、オビ=ワンが必死で追って二人揃って危機に巻き込まれたりと引き込まれる展開です。
作者は米国でも屈指の売れっ子人気SF作家だそうで、ポイントを押さえ魅せるところを魅せる描き方を見れば納得。

この話では旧三部作でおなじみのあのウィルハフ・ターキンも登場します。
でもまあそれは正直それほど個人的に重要でもなく(笑)仲の良い二人がもっと見たい!
訳者が違うからでしょうが、オビにタメ語なアナキンだったりするのも新鮮で可愛いのでよし。

まだこれから読もうというところなので感想は後程追加します。
* * 02:44 * comments(0) * trackbacks(0)

銀河からのラブレター。

先日お話していたSWスピンオフ小説『ジェダイの試練』でパドメに手紙を書くアナキンがあまりにアレだったんでツッコませて下さい。

任務先で必死に自分の頭で言葉を選んで愛する妻に手紙を書こうとするアナキン。
「最愛の…」「愛しい…」いや、こんなのはありきたりすぎると何度もやり直し。
その姿勢は大変微笑ましいです。

で、書いてみたら

「とても言葉にはできないほど、きみが恋しい。ぼくの心はきみへの愛であふれている。最愛のだれよりもやさしい…」


だめ、だめ、これではまるで、恋わずらいの少年みたいだ!(アナキン評)
まったくだ(遠い目)。

それから考え直して再び挑戦したのがこれ。

「愛しいきみ、きみはいま、ぼくと一緒にいる。ぼくはきみのあたたかい息をほおに感じ、かんばしい髪の香りをかぐことができる。寄りそうきみの着ている服がぼくの体に触れてくる……(以下略)」


……
私にははるか彼方の銀河系の男のセンスを解する能力がないのでしょうか。
改善されたどころか、妄想小説みたいになっているような!
同人誌もびっくりな垂れ流しっぷりです。
しかもこれ、多分決定稿

そしてその後の記述。

彼はこの旅のあいだ何度も、自分の強力なフォースを使って、パドメの生活をのぞき込みたい衝動に駆られた。


「会いたい」とか「話したい」とかじゃなく、「覗きたい」という欲求を持つあたり、犯罪のにおいがします。夫なのに!涙
まぁ、パドメは普通の人間だからフォースで交信は取れないだろうけど、彼はパドメをものにできていなかったら、ただのストーカー男になっていたんじゃないかと疑わせる一文です。

手紙を書き終わり、読み返すころには、熱いかたまりがのどをふさいでいた。(中略)
アナキンは首を振り、微笑した。
「ぼくがこれを書いたなんて、信じられないな」
目の隅にたまった涙を指先で払うと、周囲を見まわした。


しかも読み返して泣いています!どうしよう!
ファンの私でもフォローできない痛さです!
これら一連の言動をすべてあのアナキン@へイデンで想像してみて下さい。
萌えるから!爆
ナタリーが「アナキンのルックスが好き。それがパドメの本音
と言ったのも頷けますね(酷)
手紙を全部読んでみたいとも思いますが、これを読んだパドメがどんな反応をするのかも激しく気になります。
でも、こういう性格だからこそアナキンらしいなぁと思って楽しむのが真のファンだと思います。笑

その後、同じ様なもっとマシな(多分)手紙を書いていたネジャー・ハルシオンと妻帯者であることをカミングアウトするのですが、そのシーンは二人ともかわいくて大好きです。

スピンオフ小説侮れない!
作者がバラバラなのに、同じ登場人物・設定を使うのはさぞかし大変だと思うのですが。
どれを読んでもアナキンが痛くて、しかもそれっぽく見えるのは、作者の筆力の為か、私の目が節穴な為か。

また読み進めたら感想書きたいです。
* * 20:44 * comments(0) * trackbacks(0)

SW関連書籍

カテゴリ的には寧ろ「映画」かと思いますが、SWのノベライズを現在ちょっとずつ読んでいます。

とりあえず今持っているノベライズ一覧。


・『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
EP2のノベライズ。映画にはないシーンも多く詰め込まれています。
スピーダーで賞金稼ぎザムを追うシーンでのオビは一読の価値アリ。
「アナアナアナ」←アナキンと呼びたかったらしい
「ううううええええにいい!」←「このスピーダーの上に!」の「上に」だと思われる
飛ぶのが苦手なのは本当だったらしい…


・『スター・ウォーズ ジェダイの試練
EP2後、アナキンがパダワンからジェダイになるまでの話。
いわゆるスピンオフですが小説としてみると、内容的にこれはかなり面白いと思います。
ネジャー・ハルシオン、本編にも登場してくれたらアナキンのよき相談相手になっていただろうに…
あとアナキン、任務先からパドメに手紙書いています。笑
激しく読みたい。意外とマメ…ていうかアナログなところあるというか。
まだ読破していません。
カバーイラストのアナキンは髪が長いEP3仕様になっているけど、これはパダワン?それともジェダイイメージ…?


・『スター・ウォーズ 悪の迷宮
こっちは上巻しか持っていなかったりする。
映画公開の影響か結構書店じゃ手に入りにくくなっています。
アナキンは既にジェダイ。EP3直前までの話をしています。
スピンオフだけど、これを読んでおくとおかないとじゃEP3への入り方が全然違うのでは。
映画パンフでも紹介されていたし。
個人的に酔拳で頑張るオビと、「クワイ師匠はアナキンをワトーの店に置いていくべきだったかも」というオビの冗談に傷ついているアナキン萌え。


・『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
ご存知、SW最終作のEP3ノベライズ。
私が最初に手に取ったSWノベライズはこれですが、心理描写も細かくてかゆいところに手が届く仕様になっています。
「ノベライズって大抵映画よりつまんない…」
と思っている人も実際読んでみて内容の濃さを評価しています。
私はそれ見て読んだクチなので。
何ていうか、ツッコミどころ満載。



以上です。
これから欲しいのは『スター・ウォーズ ローグ・プラネット』ですねぇ。
もう絶版になっていてヤフオクあたりでは元値の4倍以上で取引されたりしています。
EP2以前のアナキン、オビ=ワンの師弟ファン必読の書なんで、何とかして読みたいんですが…
近所の図書館にもありません。こうなったら国会図書館に…!

あと、ノベルズではありませんが、占い好きな私は『STAR WARS 24キャラ占い―あなたのダークサイドがわかる!』を以前試してみました。
私の結果はクワイ=ガン・ジン
やたー、うれしーっ!
星座と血液型で割り出しているので、恐らく射手座な野郎と位置づけられたんでしょうね…
結構分析が私から見たキャラとはまた違っていて面白かったです。
興味のある方は是非是非。

最近、SWネタを話しているだけで一生食っていけそうな気がしてきました。
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